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プロフィール
登録日: 2023年10月24日
記事 (15)
2026年9月8日 ∙ 2 分
贈りものを選ぶ時間。
誰かの顔を思い浮かべながら、ものを選んだのはいつだったでしょう。 誰かに贈りものをするとき、 思っていたより時間がかかることがあります。 何が好きだっただろう。 最近、どんな話をしていただろう。 これは喜んでくれるだろうか。 お店を歩きながら、 あるいは画面を眺めながら、 いつの間にかその人のことを考えています。 自分のものを選ぶときとは、 少し違います。 自分なら選ばない色でも、 あの人には似合うかもしれない。 自分では買わないものでも、 あの人なら楽しんでくれるかもしれない。 贈りものを選ぶ時間には、 自然と相手のことを想像する時間が生まれます。 もしかすると、 贈りものの一部は、 渡す前から始まっているのかもしれません。 日本では昔から、 季節の節目にものを贈る習慣があります。 お中元やお歳暮だけではなく、 旅先から持ち帰る小さなお土産や、 旬の果物のおすそ分けもそうです。 「これを食べてもらいたい」 「きっと好きだと思った」 そんな短い言葉とともに、 ものが人から人へ渡っていきます。 そこには、 品物だけではない何かも一緒に添えられているように感じます。...
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2026年8月21日 ∙ 2 分
朝の光は、毎日少し違う。
朝、カーテンを開けると、 部屋に光が差し込みます。 毎日のことなので、 あまり意識することはありません。 けれど、 よく見ると同じ朝はひとつもありません。 夏は少し早く明るくなり、 冬はゆっくりと一日が始まります。 晴れた日の光と、 薄曇りの日の光も、 部屋の表情を少し変えてくれます。 朝の光には、 不思議と気持ちを切り替える力があります。 窓を開けて空気を入れ替えるだけで、 昨日までの慌ただしさが少し遠くなることがあります。 特別なことをしたわけではありません。 それでも、 新しい一日が始まる準備が整ったような気持ちになります。 自然の中では、 朝は静かに始まります。 鳥が鳴き始め、 草木が光を受け、 花がゆっくりと開いていきます。 誰かが合図を出すわけではありません。 それぞれが、 それぞれの朝を迎えています。 ニホンミツバチも、 朝になると活動を始めます。 天気や気温を感じながら、 その日の花を探しに飛び立ちます。 毎日同じように見えても、 自然の中では、 その日だけの一日が始まっています。 忙しい朝ほど、 時計ばかり見てしまいます。 あと何分。 急がなくては。...
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2026年8月18日 ∙ 2 分
季節は、少しずつ変わっていく。
季節が変わる瞬間を、 はっきりと見ることはあまりありません。 ある日突然、 夏が終わるわけでもなければ、 朝起きたら春になっているわけでもありません。 少しずつ空気が変わり、 風が変わり、 草木の色が変わっていきます。 その変化は小さく、 忙しく過ごしていると見過ごしてしまうこともあります。 子どもの頃は、 季節の変化に敏感だったように思います。 蝉の声が聞こえ始めると夏を感じ、 金木犀の香りがすると秋が近づいたことを知りました。 冬の朝、 吐く息が白くなるだけで少し嬉しくなったこともあります。 何気ないことでしたが、 季節は暮らしのすぐそばにありました。 大人になると、 暦で季節を知ることが増えます。 仕事や予定に追われていると、 窓の外を見る時間も少なくなります。 それでも、 ふとした瞬間に季節は教えてくれます。 夕暮れが少し早くなったこと。 朝の風が少し涼しくなったこと。 スーパーに並ぶ果物が変わったこと。 そんな小さな変化が、 次の季節を知らせてくれます。 ニホンミツバチも、 季節とともに暮らしています。 咲く花が変われば、 訪れる場所も変わります。 雨の日が続けば、...
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